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​実験ドーム

​プレビュールームスタジオ

立体​音響システムデザイン

スタジオ、ライブ、展示、様々な空間においてサラウンドや立体音響を行うにあたり、どの様なソフトウェアと信号処理が必要で、それをどの様なスピーカーとその配置で再生すればよいか、と言った総合的な音響システムデザインを行います。

特にイマーシブオーディオの登場で、スピーカー配置のフォーマットが乱立する中、多目的な音楽制作を行うアーティストやスタジオ、多目的なイベントスペースで、それらのフォーマット毎にスピーカーの数や配置を変え、音響調整を行うことはほぼ不可能です。

アコースティックフィールドでは、長年の経験からそれらすべてのフォーマットに対応するシステムの活用を提案しています。

そうして完成した2つの事例を紹介します。

大阪芸術大学 "実験ドーム"

 

音楽家・サウンドアーティストevalaのプロジェクトチームSee by Your Earsによって音響を全面改修した大阪芸術大学"実験ドーム"

ドームだけでなく、併設されたプレビュールームスタジオと音楽学科の教室、この3つの環境を1つの制作の場として行き来できる音響システムを構築しました。

教室で生徒一人一人のPCに立体音響プラグインのNovoNotes 3DXがインストールされ、各自がHPLバイノーラルによるヘッドフォンでの立体音響Mixが行える環境があり、そこでMixした音源はプレビュールームスタジオの整った音響空間に設けられた8chキューブスピーカー配置のモニターでより追い込んだMixが行える。

そして完成した作品を実験ドームの17.4chスピーカーにて再生し展示することが出来ます。

教室、スタジオ、ドーム、これらの全く異なる音環境とchフォーマットにておいても双方向で行き来できるシステムを構築。

​システムとして可能なだけでなく、実際に制作が可能な音を実現しています。

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RITTOR BASE

2.1 + 8cubeで、2chから13.1ch、Ambisonics、8ch立体音響作品などの再生が可能。

またHPLバイノーラルプロセッシングも導入されており、イマーシブMixされたライブやワークショップをバイノーラル配信することもできる。

その他Dolby Atmos作品の視聴会など、幅広い用途に対応するリットーミュージックの多目的スペース。

RITTOR BASEも実験ドームと同じく8chキューブのスピーカーシステムが導入されています。

それにより様々なサラウンドフォーマットの再生が、スピーカー配置を変更することなく可能となっています。

ここでのDolby Atmos作品鑑賞会における音響クオリティは、スタジオのそれを凌ぐサウンドと言って過言ではないです。

​*ヘッドフォンでご視聴ください

その他、博覧会における特殊なサウンドデザインを実現するための音響システム設計や、企業の研究開発における立体音響システムの設計など、多岐にわたり対応しています。

- 関連情報 -

●「高度な解析による臨場感のある音響と建物の内部空間を同時に疑似体験できる可搬型音場シミュレータを開発」竹中工務店

https://www.takenaka.co.jp/news/2022/12/02/

●「音響実験棟シミュレーター室」戸田建設

https://www.noe.co.jp/technology/50/50news7.html

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