
以前からデジタルオーディオ機器やそのシステムを現場でチェックする際は、デジタルオーディオアナライザーを使用していました。
デジタルシステムにおいて、どの機器が問題の原因となっているのか、またはどの機器間の接続性に問題があるのかなど、デジタルオーディオアナライザーがなければ対処できないからです。
結局推測で原因であろう機器を持ち帰り、チェックしても「問題無し」ということがよく起こってしまいます。
そこでこの度、アメリカの測定機器メーカーであるSENCORE社のオーディオ&アコースティック用測定機器類の販売を開始することとなりました。
早速デジタルオーディオアナライザー「DA795」のデモ機が入荷しましたので簡単に紹介いたします。
サンプリングレート、チャンネルステータス、といった基本的な表示はもちろん、ジッター測定を含む現場で役立つ多くの機能を搭載した高性能なハンディタイプのデジタルオーディオアナライザーです。
機能の一覧は製品ページをご覧いただくとして、まずは早速測定してみました。
初めの画像(DA795のLCD)は一通りの情報を表示する「Bitstream Analizer」機能です。
サンプルレート、チャンネルステータス、ワードレングス、搬送波レベルといった情報が表示されます。

次にクロック&サンプルレートを測定して見ました。 CDプレーヤーのAES出力を測定しているのですが、63ppmもずれており大変ショックです。
デジタルシステムにおいて、接続順に機器の出力を測定していくと、どの機器が内部でリクロックしているかが解ります。 高級機器を集めたシステム内で、最も安い機器だけが内部でリクロックしていたら、ちょっと気分が悪いです。

次はジッター測定です。 サンプリングレートの数値が正確かどうかよりも、こちらの値の大きさと変動の方が重要です。
システム設計やインストレーションにはアイパターンによる測定も必要だと思いますが、現場でのトラブルシューティングでは値の表示だけでも十分参考になります。

最後は、ケーブルのチェックです。
DA795の出力から入力にデジタルケーブルを接続しジッターを測定しています。 このように事前に使用するケーブルをチェックし目立って悪いケーブルは排除しておくといったことが、現場でのトラブルを少なくする最初の一歩かもしれません。
もちろんケーブルだけでなく、デジタルオーディオ機器の品質管理を行うための機能もあります。

このようにデジタルオーディオアナライザーを使用すれば、問題解決への最短距離を進むことができ、また事前に安心を得ることもできます。
デジタルオーディオシステムに携わるすべての方に、デジタルオーディオアナライザー「DA795」をお薦めいたします。